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-DIYの素材をつくるオーダーメイド工房-

カッティングステッカー貼り方講座~ウェット貼り~

初心者でも簡単!カッティングシートの貼り方と失敗しないコツ完全ガイド~ウェット貼り~


前回、ドライ貼りについて解説をしていきましたが、今度は「ウェット貼り」について解説していきます。

ウェット貼りは、カッティングシートを貼る前に、水や水で薄めた洗剤液などを貼り付け面に霧吹きで吹きかけ、シートと貼り付け面を濡らして貼る方法でお店の大きな窓ガラスに貼るウィンドウサインや、壁面に貼る大きな看板シートなど、サイズが大きいカッティングシートの貼り付けには「ウェット貼り」が最適です。水を使って一時的に粘着力を弱めることで、位置調整がしやすく、気泡も入りにくいため、初心者の方でも比較的きれいに仕上げることができます。

ウェット貼りの特徴としては下記が挙げられます。

特徴説明
位置調整がしやすいシートが乾く前であれば、ずらして修正が可能
気泡が入りにくい水が空気を押し出すため、ドライ貼りより気泡が入りにくい
大きなシートに最適広い面積のシートでも綺麗に仕上がる
正確な位置決めが可能貼り付け後も微調整ができる


次にウェット貼りが向いているケースですが、

状況理由
大きなウィンドウ看板位置調整がしやすく、仕上がりがきれい
窓ガラスへの施工水を使うため、ガラス面に最適
壁面への看板シート大きな面積でも気泡が入りにくい
正確な位置決めが必要な場合貼り付け後も微調整が可能
施工箇所の気温が高い場合水の冷却効果で作業しやすい

こちらも適切な道具を使えばよりうまく貼る事ができます。

道具用途
スキージーシートを圧着し、水と空気を抜く
霧吹き水溶液を散布
薄めた食器用洗剤水300mlに対し2〜3滴混ぜる
スクレーパー(ゴム製)仕上げの水切り清掃
タオル水分の拭き取り
マスキングテープ位置決め時の仮止め

貼り方の手順は下記になります。

ウェット貼りの手順【9ステップ】

Step 1:準備

水300mlに対し、食器用洗剤を2〜3滴を混ぜた水溶液を用意します。
こちらも施工面のホコリや汚れ、油分を取り除いておきます。

 

Step 2:転写シートとカッティングシートの圧着

施工前に台紙から転写シートにカッティングシートが貼り付くように、中央から端に向かって優しく擦り、スキージーで全体をしっかり擦って密着させておきます。

 

Step 3:位置決めと仮止め

張る位置にマスキングテープで仮止めをし、水平垂直に調整し、正確な位置を決めてシートを固定しましょう。
位置調整は定規で測ったり、目印を付けたりして正確に位置を合わせましょう。

 

Step 4:台紙を剥がす

転写シートから台紙をゆっくりと剥がします。この時、一気に剥がさず、ステッカーが転写シートに移っていることを確認しながらゆっくり作業していきます。

 

Step 5:施工面とシートに霧吹きをする

施工面とカッティングシートの糊面に、霧吹きで最初に作った水溶液を均一に吹き付けます。貼り付け面より少し広めに吹き付けると失敗が少ないです。
水溶液をかけることで、シートの粘着力が一時的に弱まり、貼り直しや位置調整がしやすくなります。時間が経って乾けば、通常の粘着力で貼り付きます。

 

Step 6:貼り付け

転写シートは常にピンと張った状態を保ち、スキージーには力を入れすぎず、少しずつ丁寧に貼り付けるのがコツです。

 

Step 7:仕上げ圧着

ドライ貼りの時と同様に転写シートの中央から外に向かって少しずつ放射状に丁寧に擦り、しっかり空気と水抜きをしていきます。

 

Step 8:水分の拭き取り

スクレーパーなどで水を切り、残った水分はタオルで優しく拭き取ります。

 

Step 9:転写シートを剥がして完成

乾いたらゆっくりと転写シートを剥がしていきます。
環境によって異なりますが、平坦な面でおよそ30分~3時間で乾いてきます。ガラス面で半日から2日で乾いてきます。
乾燥前に剥がそうとすると、転写シートに残ってしまったり、気泡が入る原因となります。

 


貼り付けの際の注意点

・ドライヤーやヒートガンで乾かすのは避けましょう。
 早く乾かすためにドライヤーやヒートガンを使うと、シートが変形したり、うまく圧着しなくなってしまう場合があります。

・乾燥前に転写シートは剥がさないようにしましょう。
 完全に乾燥する前に転写シートを剥がすと、シートがずれたり、端がめくれたりする原因になります。忍耐強く乾燥時間を待ちましょう。


貼り方Q&A

Q1 :大きなウィンドウサインを一人で貼れますか?

A1 : はい、可能ですが、大きなシートの場合は2人で行うとよりスムーズです。一人の場合は、マスキングテープでの仮止めをしっかり行い、シートが歪んだりたるまないように注意してください。

Q2 :水貼りしたシートは剥がしやすいですか?

A2 : 貼った直後で乾燥しきれていないシートは剥がしやすいです。ある程度時間が経って張り替える際は、ドライヤーで温めながらやると、糊が柔らかくなり、剥がしやすくなります。ただし、長期にわたって貼られたシートは糊が硬化しているので、シール剥がし専用の溶剤を染み込ませて剥がすのをおススメします。

Q3 :窓ガラスの内側から外に向かって貼る場合は?

A3 : 内側から外に向かって貼る場合は、シートを反転(鏡文字)で製作することで読める向きになります。内側に貼るので雨風に当たらず、シートが長持ちします。

Q4 :ウェット貼りとドライ貼り、どちらが強度がありますか?

A4 : どちらの方法でも、正しく施工すれば同等の強度が得られます。ただし、水貼りの場合は水分をしっかり抜くことが重要です。水分が残っていると、後から気泡が出たり、剥がれやすくなったりする原因になります。


まとめ

  1. 水溶液(水300mlに洗剤2〜3滴)を用意する
  2. 施工面とシートの糊面に十分に水を吹きかける
  3. 貼り付け後も微調整が可能(乾く前まで)
  4. スキージーで中央から外に向かって水と空気を押し出す
  5. 完全に乾燥させてから転写シートを剥がす
  6. 乾燥時にドライヤーなどで加熱しない

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