~どんな方法でアイロンシートを剥がせるのか~
Tシャツやパーカー、バッグなどに貼り付けたアイロンシートは、貼り付けた後でも剥がせる場合があります。
ただし、アイロンシートは熱で糊を溶かして繊維に浸透させる仕組みのため、簡単に剥がせるものではありません。無理に引っ張ると、生地を傷めたり、糊痕が残ってしまったりすることがあります。
この記事では、できるだけ生地へのダメージを抑えながらアイロンシートを剥がす方法をご紹介します。
必要なもの
- 家庭用アイロン(ドライヤーでも代用OK)
- クッキングシートか当て布
- ピンセット
- シール剥がし剤(手芸屋などで販売されているもの)やアルコール
剥がし作業工程
・STEP1:アイロンシートを温める
衣類をひっくり返してプリント部分の裏面に、クッキングシートか当て布を乗せてアイロンを当てます。
温度設定は中温で20~30秒程度当て続けます。
・STEP2:端からゆっくりと剥がす
衣類を再度ひっくり返してピンセットを使って、プリント部分を端からゆっくり剥がしていきます。冷えてきたら、再度温めてから剥がしていきます。
・STEP3:糊が残った場合
アイロンシートを剥がすと、生地に糊が残ることがあります。その場合、以下のいずれかの方法で取り除きます。
- 再度温めて布で拭き取る
- アルコールやシール剥がし剤を使う
アルコールやシール剥がし剤を使いすぎると、衣類の色落ちやシミの原因になる可能性がありますので、少量だけ使用してください。
その他の剥がし方
・家庭用アイロンのスチーム機能
熱と水分で糊を柔らかくして剥がす方法です。衣類へのダメージは少ないですが、水分が多いと糊がベタつく可能性がありますので、注意が必要です。
スチーム機能の代用として、当て布の代わりに濡れタオルでも同じ効果があります。
・手芸屋などで販売されている専用の剥がし剤
アイロンシートなどを剥がすことを目的に作られているので、剥がしやすくなります。使用上の注意をよく確認した上で、ご利用ください。
・除光液
糊を溶かす力が強いため、少量でアイロンシートを剥がしやすくなります。
ただし、シミ・色落ちなどの生地へのダメージがあるため、目立たない場所か余っている布地などで試して問題ないかを確認した上で、使用してください。
上記の剥がし方の工程については一般的な方法であり、ネット上でもご紹介している方法になります。
しかし、ヒートプレス機で弊社で取り扱っているアイロンシートを圧着した衣類で実験しましたが、いずれの方法でも綺麗に剥がせることは、確認できませんた。
逆を言えば、それほどしっかりと衣類に圧着しており、洗濯堅牢度5級と最上級の耐久性がありますので、何度洗濯しても簡単に剥がれることはありません。
お客様から時折、「洗濯したらすぐに剥がれた」「文字の端の部分が剥がれている」などのお声をいただくことがあります。
それを避けるため、貼り方のコツの詳細方法を掲載したこちらの記事をご確認ください。
すでにプリントされている部分を修正する方法は、必ずしも剥がしてから別のものを貼り付けるだけではございません。
ここからは、剥がし以外のカバー方法をご紹介します。
1.剥がそうとしているプリントを隠すように、上からアイロンシートを圧着すること
最初に、目隠し用として製作したアイロンシートを圧着します。その上から文字やロゴのアイロンシートを圧着します。そうすることで、生地へのダメージを気にせずに対応できます。
ただし、この方法には注意点ああります。
・隠そうとしているプリントの色や厚みによっては、目隠し用のアイロンシートを圧着しても、見る角度や光の当たり具合によって薄っすらと見える場合があります。
・アイロンシートは単色シートでの製作となります。本来欲しい文字やロゴ以外に、目隠し用シートとして別の色で作る必要あるため、その分、費用が発生します。
2.布でプリント部分を隠すように縫い付けてから、アイロンシートを圧着すること
目隠し用シートを買わずに、自分で用意した布切れなどを縫い付けて、その後にアイロンシートを圧着すれば、最小限の費用でカバーすることができます。
布を縫い付ける作業があるため、少々面倒と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、少しでも出費を抑えたい方には、こちらの方法をお奨めします。
まとめ
アイロンで圧着するシートの種類によって、剥がしやすさや剥がしにくさがございます。
弊社で取り扱っているアイロンシートの圧着強度は折り紙付きですので、剥がすことは簡単ではないですので、無理に剥がさず、別の方法でカバーすることを推奨いたします。
上記の作業工程や注意点をご確認いただいた上で、剥がし作業を施工してください。
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